ことわざ諺の泉2 ことわざ・諺 その1




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ことわざ その1

沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり
 人生には浮き沈みがあるもので、悪い時があればいい時もある。今たとえ不幸でも次に素晴らしいことが待っているかもしれないのでひどく落ち込まなくてもよいということ。

親しき仲にも礼儀あり

 どんなに親しい間柄でも礼儀は必要で節度ある付き合いをしなければならず、遠慮がなくなって礼を失えば仲も悪くなってしまうということ。

酸いも甘いも?み分ける

 酸っぱいものと甘いものを区別して味わいそのよい点も悪い点もよく知っているということで、人生経験が豊かになると人情の機微に通じ世の中の裏も表も知り尽くすようになれる。

捨てる神あれば拾う神あり

 人から見捨てられるようなこともあれば助けられることもあるので、不運なことがあろうと前向きに生きること。

急(せ)いては事を仕損じる
 物事は急ぎすぎるとやり方が雑になり失敗しやすいということで、急ぐときほど落ち着いて行動すること。

前人(ぜんじん)樹(き)を植えて後人(こうじん)涼を得

 昔の人が木を植えたからその木が大きくなり、後世の人が木の下で涼むことができるということで、昔の人のおかげで今の人が楽ができる。

船頭多くして船山へ登る

 一そうの船に船頭が何人もいて勝手に指示を出すと船が山に登るようなとんでもないことになるということで、指示する人が多いと統一がとれず物事がうまく運ばなくなり、見当違いの方向に進んでいくということ。

袖すり合うも他生の縁

 他生とは前世や来世のことで何度も生まれ変わること。知らない人とたまたま道で袖がすり合うようなことも偶然ではなくて前世からの縁があるということで、人との小さな出会いやつながりも大切にということ。

鷹は飢えても穂を摘まず
 鷹はどんなに飢えていても人間が作った稲穂を食べたりしないことから、節操ある人はどんなに生活に困っていても理由なくして欲望を満たすことはないということ。

立つ鳥跡を濁さず
 水鳥が飛び立ったあとの水は濁ることなく澄んでおり、人間もきれいに見苦しくないよう立ち去ること。


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